仕事で疲れてくると、

「コーヒー飲みたいな」

と思いますよね。
カフェから漂ってくる、コーヒーの香りは心をくすぐられる匂いです。
以前、勤めていた病院内にもカフェがあり、患者さんやスタッフをリフレッシュさせてくれていたのだと思います。

 

コーヒーは眠気覚ましになるか?

 

コーヒーの成分と言えば、カフェインですね。
カフェインは、主にお茶やココアに多く含まれます。

眠気が無くなる機序は、カフェインが副腎を刺激してアドレナリンを放出させます。
アドレナリンは、興奮刺激ホルモンのこと。これが、脳の中枢に作用して、覚醒します。

例えば、何かに追いかけられたら(現代では有り得ませんが・・・)急いで逃げる必要がありますよね。救急の現場で言えば、目の前の患者さんが急激に具合悪くなれば、アドレナリンは、ドバドバ放出です。要するに、ここぞ!と言うときに放出されて、戦闘モードに入ることで、カラダを維持しています。
アドレナリンが分泌されることで、血圧は上昇し、血糖値も上昇するため、元気になったような感覚になれるのです。

興奮状態が続くと、人間はどうなる?

やがて、副腎が弱ってしまい副腎疲労と言う状態になりかねません。
立ち上がることさえも難しくなってしまうケースもあります。
1日に何杯もコーヒーを飲まなくちゃいられない!という人は、特に要注意。

せいぜい飲んでも1杯がいいところです。

 

カフェイン中毒

 

コーヒーだけでなく、栄養ドリンクの中には、カフェインが入っています。
そのために眠気が抑えられるわけですが、カラダを騙している状態に変わりありません。
その人のカラダや年齢によって、摂取したカフェインの量で中毒症状を引き起こします。

《食べ物に含まれるカフェイン量》
・コーヒー   100ml 50mg
・リポビタンD 100ml 50mg
・モンスターエナジー 100ml 40mg

《カフェイン中毒量》
・小児:体重1kgあたり0.02g
・成人:1g以上

子どもは特に体格が小さいので、注意したいですね。
大人も、1gと言われますが、コーヒーや栄養ドリンクで簡単に中毒レベルに達してしまうことがわかります。

カフェインがカラダに合わない

 

カフェインには、トリメチルキサンチンを含みますが、メチル基(CH3:メタン系炭化水素から水素原子が1つ取れたもの)を3つも含むものになります。
このメチル基が大量に入って来た時に上手に取り入れられない人は、カフェインを取ると不整脈を起こしやすくなります。その他にも、めまい・焦燥感・頻尿・神経質などを起こすこともあります。

代謝酵素である、MAO・チトクローム(CYP1A2)の働きが悪い人にとっては、カフェインが入ってくると、上手く代謝されずカフェインの働きが持続してしまうことになります。

いつまでも代謝されずにいれば、交感神経優位な状態が続くのでカラダが疲れてしまいます。
コーヒーを飲んだ後にちょっと調子悪いかも・・・と感じた時は控えておいた方がいいですね。

カフェインを摂った後に調子がいい方は、大丈夫です!
くれぐれも、飲み過ぎには注意が必要ですよ(^^)
カフェインは、交感神経優位な状態にさせるので、イライラしたり、周りに当たり散らすような言動が増えます。
本当に集中したい時や戦闘モードにスイッチを切り替えしたい時に便利なのかもしれませんね。スポーツの世界では、パフォーマンスを上げると言われ、運動前にカフェインを摂取すると良いと言われています。